倉庫側のメリット

待機時間が短縮することで、周辺環境を改善

倉庫の前でトラックが渋滞している状態が続くと、騒音問題が発生するほか、待機場所の確保が必要となります。事前予約によってトラックの待機時間が削減されることで、これら周辺環境の問題を解決することが可能となります。また、待たされない倉庫というのは運送事業者側にとっても大きな魅力となります。

(画像はK社テスト導入の結果)

待機時間別台数のパレート数

各種データをもとに、最適な作業計画・人員配置が可能に

受付開始~作業終了までの所要時間といった実績データを出力可能で、予約状況などと合わせて参照することで、事前に適切な作業計画や人員配置、貨物の保管レイアウトが可能となります。これにより作業員の増員を抑制することができ、人員不足の解消にも貢献します。

(画像はK社テスト導入の結果)

予約枠の作成で入場車両を

予約枠を設定することによって、入場車両が分散し倉庫の処理能力に応じたコントロールが可能となります。受付台数の極端な集中や過疎が軽減することで、倉庫の処理能力の範囲内に収めることができるため、作業人員を必要以上に増員することを抑制し、ムダを削減する効果が期待できます。

(画像はK社テスト導入の結果)

改正物流効率化法に対応

2016年に改正された物流効率化法において、税制特例や開発許可の配慮の対象となる「特定流通業務施設」の設備要件に、新たに「予約受付システムの導入」が追加されました。予約受付システムにより受け付けたトラックの到着予定時刻を、ディスプレイか倉庫作業員の携帯用端末に表示することが条件となっていますが、トラアポで対応することが可能です。

ドライバーが端末から受付

トラアポはドライバーが受付端末から受付を行い、データは全てクラウドで保存されます。これにより受付の際の情報入力などの操作が省かれ、受付業務が簡素化されます。

運送事業者側のメリット

順番の「見える化」

トラアポでは待機場所に設置されたディスプレイまたはスマートフォンから予約状況や順番をリアルタイムで確認することができるので、時間調整がしやすくなります。また、許可を得ることで外部からも確認ができるようになるため、配車担当者が自社の車両の状況を把握することができ、その後の業務の指示などが可能になります。

(画像はK社テスト導入の結果)

待機時間削減でトラックの回転率がアップ

トラックの待機時間が減ると、これまで1日に1~2回しか運行できなかったものが2回、3回運行することが可能になります。これによりトラックの稼働率・回転率が上がり、1台あたりの仕事量が増加します。その結果として、ドライバー不足の解消にも寄与します。

簡単な操作で予約と受付

トラアポでは専用のアプリを使うことで、翌日また当日の予約をスマートフォンやタブレットからすることが可能です。予約が完了すると予約番号とQRコードが発行され、受付時にそのQRコードをスキャンすることで簡単に受付をすることができます。